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2020.02.07

銀のみち一条(上)・(下) 作者 玉岡かおる               生野銀山を舞台にした歴史とロマンを感じる小説を紹介

明治時代の生野銀山を舞台にした歴史小説であり、恋愛小説でもある銀の馬車道がもっと好きになる本を紹介します。

銀のみち一条(上)・(下) 作者 玉岡かおる 新潮文庫

千二百年もの間、日本に銀をもたらし近代鉱業の中心となった生野銀山。その但馬の地に生まれつき、明治の時代を生きた三人の女がいた。東京帰りで名士の娘、咲耶子。町一番の美貌で芸妓の芳野。気立てがよく真っ直ぐな女中の志真。彼女たちの胸の中には、生涯忘れられない男として刻まれた、孤独な坑夫、雷太──。激動の変革期、恋と夢に魂を燃やした、名もなき人々の感動大河ロマン。(銀のみち一条・上巻)

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生野にも押し寄せる、近代化の荒波。落盤事故やストライキを乗り越えて新しい鉱山が動き出す。女たちの運命もまた然り。エリート技師の夫とすれ違う咲耶子、家族を養うため町の有力者に身請けされた芳野、父の遺言で嫁入りが決まった志真。恋に泣き、夢破れてもなお続きゆく人生。苦しい過去を背負いながら、やがて再生の未来へとつながるそれぞれの銀の道とは──感涙必至の大長編。(銀のみち一条・下巻)gin0252
作者の玉岡先生は兵庫県三木市のご出身でいらしゃるのでとても身近に感じられます。最近の作品では2018年の「姫君の賦 千姫流流」が姫路城の歴史とロマンを感じることができるのではないでしょうか。