銀の馬車道とは

About Old Silver Mine Carriage Road

時空を超えて辿る輝きの道
生野から飾磨へ

若き日本が挑んだ前人未到のプロジェクト「銀の馬車道」。
それは「殖産興業」を国策に掲げた明治新政府が産業を支える新たな物流手段の確立であるとともに、
日本で初めて築かれた高速産業道路である「銀の馬車道」は、
先取先進で時代を切り拓いていくという、その後のわが国の姿勢を指し示し体現するものでした。

より速く、より安全に、生野から飾磨津の間、約49kmを結ぶ夢の道路は、
経済性、社会性、利便性の絶妙なバランスと秀逸な道路計画によって
史実としての興味深さと迫力、遺産として価値を礎、
誕生当初の役割を終えてなお、時代を全力で駆け抜けた人々の輝きを、時を超えて現在に伝えています。

そうして「銀の馬車道」の物語は、ふたたび未来へとつなぐ力となり、
中播磨の地に脈々と息づいているのです。

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銀の馬車道の歴史

日本で最初の流通改革となった銀の馬車道は、なぜこの地に作られたのか。その運命の必然を歴史とともに。

ゆかりの人々

行き交う人と物資ばかりではなく、文化や文明を運んだ銀の馬車道と古来から要衝であったこの地に関わる多くの偉人たち。

関連遺産

レンガづくりの壁や洋風建築、鉄橋、近代鉱山システムなど。脈打つ歴史の息吹を現代に伝える数々の遺産。

銀の馬車道商品

「銀の馬車道」をシンボルとして、遺産の素晴らしさを伝え、地域の元気と賑わいづくりを目指す取り組みのいろいろ。